Veer-Zaara DVD-0096
  LABEL:Yash Raj Films 2004年度作品
英語字幕付き
監督:Yash Chopra
音楽監督: Madan Mohan, Sanjeev Kohli

「ロマンスの帝王Yash Chopraが手掛ける、インド人とパキスタン人の禁断の恋の物語」
・・・なんて言ってしまうと途端に安っぽくなってしまいそうだが、この作品はそんなに生易しいものではない。
メインテーマはラブロマンスだが、インドとパキスタンの関係を深くえぐる、3時間半を越える超大作である。
Yash Chopra監督自身、ラーハウル(現パキスタンのパンジャーブ州)生まれで、印パ独立と共にインドに移住してきた経歴を持つ。
監督がこの映画で伝えたかったことは、単純なロマンスの枠組みを超えた印パ関係そのものだったのかもしれない。

【あらすじ】
22年前パキスタンにおいてスパイ容疑で捕まり、現在までに一言も言葉を発しなかったインド人Veer Pratap Singh(Shah Rukh Khan)。
その22年前の回想シーンから物語は始まる。

パキスタンに住むZaara Haayat Khan(Preity Zinta)は、亡き祖父母の遺言により祖父母の遺灰を故郷に埋葬するためにインドにやってきたが、運悪くバスの事故にあってしまう。
その時に助けたのが、インド空軍のパイロットで、ヘリコプターで雪山などで遭難した人々を命懸けで救出する仕事をしていたVeerだった。
ちょうどローリー祭で休暇をもらっていたVeerは、お礼をしたいという彼女を、お礼の代わりにパンジャブにある自分の村へ招待すると言いだした。

村に着くと彼の叔父夫婦Choudhary Sumer Singh(Amitabh Bachchan) とSaraswati Kaur(Hema Malini)が暖かく出迎えられ、一緒にローリー祭をお祝いした。
その後も休暇を共に過ごす2人だったが、叔父の「お前とZaaraが結婚するのを夢で見た」と言われた時、VeerはZaaraに恋していることを悟る。

ほどなくして休暇も終わり、Zaaraを駅まで見送りに行くことになったのだが、Veerにはひとつの決意があった。
彼女に自分の気持ちを伝え、結婚を申し込もうと考えていたのだ。
しかし、話を切り出すタイミングを窺っているまま駅についてしまうと、そこで待っていたのはZaaraの婚約者であるRaza(Manoj Bajpai)だった。
Zaaraは父親の留守中に内緒でインドに来ていたのだが、すでに父親は帰ってきており、彼女を連れ戻すように婚約者に言いつけたらしい。
婚約者がいることを知らなかったVeerは失恋のショックに打ちのめされながらも、あろうことか婚約者のいる前で彼女に愛の告白とも取れる言葉を贈る。
「僕は君のためなら命でも投げ出すよ。」
しかしその想いもむなしく、列車の発車時刻は近付き、彼女は故郷へ帰らなければならなかった。
失意のまま見送る彼だったが、列車が発車する際に彼女の銀のブレスを自分が持ったままだということに気付く。
返そうとすると「思い出に持っていて」という彼女の目の合図があり、もう会えないであろう彼らの関係の、終わりの印として持っていることにした。

その後、なぜ彼がスパイ容疑で投獄されることになるのか、そして彼の運命はどうなってしまうのかということは、ご自身の目で確かめてほしい。
国内で大絶賛を受け、Filmfare Awardsでも各賞を総なめにしたこちらの作品。
まだ観たことが無いという方は、ぜひ1度ご覧ください。
価格  \1,854(税込) 購入数